発言者識別の注意点とポイント
注意点
手動で発言者を紐づけた発言のみ学習される
出席者の中から発言者に手動で設定した発言内容が話者学習データとして保存されていきます。
手動で設定していくと、自動的に発言者が表示されるようになりますが、その発言内容は話者学習されません。
声紋学習データ量を91秒以上(薄緑ゲージまで)学習させる
1人あたり3分程度の発言内容を学習させることで、発言者識別の精度が高まります。
同一人物でも録音環境など状況により誤認識される
雑音が多い状況や風邪などの影響で声が変わっているなどの場合は、同一人物であっても
学習させた音声と異なる為、学習させた人物とは別人だと判断されることがあります。
ポイント
音質のいいデータで学習させる
雑音が多いと雑音を含めた音声で話者学習がされるため、誤認識されやすくなります。
マイクを利用した音声を学習させることをおすすめします。
複数人が1つの発言内容にまとまっている場合はそのまま学習させない
発言内容に複数人の発言がまとまっている場合に発言者を手動で設定すると、
別の人の発言まで発言者に設定した人の音声として話者学習されます。
そのまま学習させるのではなく、発言内容の分割をしてから発言者を設定することをおすすめします。
多く発言する人だけを出席者に追加する
出席者が8名~10名を超える場合で、メインの発言者が限られている場合、
事前にはメインに発言する人のみを出席者として設定しておく方法も良いかもしれません。
自動的に発言者として表示される母数を減らすことができるため、誤認識の確率が下がります。
録音終了後に設定していなかった出席者を設定します。
出席者として設定していなかった人の発言は、基本的に空欄で表示されます。
空欄部分に発言者を設定していくと効率的にご利用いただけるかもしれません。
※この方法がすべてのご利用者にとって有効とは限りません。ご了承ください。
誤認識が多くどうしようもない場合、声紋学習データのリセットを実行することも検討する
誤認識が多くどうしようもない場合は声紋学習データのリセットを実行することも一つの手です。
声紋学習データのリセットは設定の声紋学習から行うことが可能です。
データをリセットをするとすべての学習データが削除されます。
最初から話者学習をやり直すことになりますのでご注意ください。
登録済みの出席者名の表示を変えたい場合は表示名を追加する
会議ごと表示する名前を変えたい場合、登録済みの出席者に紐づく表示名を追加することが可能です。
表示名は設定画面の声紋学習から追加することができます。
(例)登録名「田中 太郎」 表示名「田中部長」「部長」「田中さん」等
このページで、お客さまの疑問は解決しましたか?
このガイドを見ている人は、こんなページも見ています
お問い合わせをご希望のお客さまへ
操作方法に関するお問い合わせ、製品の導入検討のお問い合わせなど、
お客さまの疑問にお答えする各種サポート・サービスについてご案内します。
LGWAN環境からアクセスできません。