スタンドアローン要約の事前準備

拡張機能について

スタンドアローン要約を利用するには、別途拡張機能のインストールが必要になります。
拡張機能はLite・Fullの2種類があります。いずれかの拡張機能をご利用ください。

LiteとFullの違い

	Lite	Full
搭載モデル	スピード重視モデルのみ搭載	スピード重視・精度重視両モデルを搭載
インストーラーのファイルサイズ	1.63GB	6.30GB

Liteをインストールした場合、要約設定時に「スピード重視」のみ選択可能です。
ハードディスクの空き容量を確保してからインストールしてください。

スタンドアローン要約にかかる時間

スタンドアローン要約は、以下の環境で待ち時間の確認を行っております。
記載の待ち時間は検証時の参考値であり、実際のご利用環境や条件により異なる場合があります。お客様のご利用環境により変動する可能性があるため、あくまで目安としてご参照ください。

音声の長さ (文字数)	スピード／精度	CPU／メモリ
音声の長さ (文字数)	スピード／精度	Core Ultra 7 258V／32GB	Core i7-1355U／32GB	Core i5-1335U／16GB	Core i5-10310U／8GB
1時間 (18,960文字)	スピード重視	5分15秒	6分37秒	8分55秒	13分12秒
1時間 (18,960文字)	精度重視	18分8秒	27分52秒	31分26秒	42分39秒
8時間 (151,562文字)	スピード重視	35分27秒	57分34秒	1時間1分20秒	1時間22分22秒
8時間 (151,562文字)	精度重視	2時間15分5秒	3時間58分21秒	3時間51分34秒	5時間17分2秒

ご参考：各CPUの発売日

Core Ultra 7 258V ：2024年9月
Core i7-1355U：2023年1月
Core i5-1335U：2023年1月
Core i5-10310U：2020年5月

検証は、他のアプリケーションが動作していない環境下で実施しています。
他のアプリケーションが同時に動作している場合や、バックグラウンドで高負荷な処理が行われている場合には、待ち時間が長くなる可能性があります。
長文を要約した際には、CPUのサーマルスロットリングの影響で、待ち時間が長くなる場合があります。
サーマルスロットリングとは、CPUが過熱した際に、温度上昇を抑えるために自動的に動作速度（クロック周波数）を制限する仕組みです。
上記の表に示した例では、「精度重視」で151,562文字の長文を要約した際、Core i7とCore i5を比較すると、 Core i5の方が待ち時間が短い結果となっております。これは、 Core i7でサーマルスロットリングが発生していた可能性があるためと考えられます。

拡張機能のインストール

ファイルサイズが大きいため、ダウンロードやzipファイルの展開に30分以上かかる可能性がございます。

拡張機能のインストーラー(zipファイル)のダウンロード

[ インストールページ ] から拡張機能のインストーラーをダウンロードしてください。

※任意の場所にインストーラーをダウンロードしてください。
※インストーラーのダウンロードが完了すれば、インターネット接続は不要となります。

拡張機能のLiteとFullは同時にインストール不可となります。
変更したい場合は一度アンインストールした上で、もう一方の拡張機能をインストールしてください。

サイレントインストールを行いたい場合はこちらをご確認ください。
※サイレントインストールとは、アプリケーションを多数の端末に導入する際、ユーザーによる操作や入力を必要とせずに自動でインストールする方法のことです。

zipファイルを展開

ダウンロードしたzipファイルを右クリックし、すべて展開を選択します。

Fullをダウンロードする場合

Fullについてはファイルサイズが大きいため、ファイルが分割されています。「ScribeAssistStandaloneSummaryExtensions_Full.exe」と「ScribeAssistStandaloneSummaryExtensions_Full-1.bin」～「ScribeAssistStandaloneSummaryExtensions_Full-4.bin」　までのファイルは必要ですので、削除しないようご注意ください。

また、上記ファイルを同じフォルダに格納した上で「ScribeAssistStandaloneSummaryExtensions_Full.exe」ファイルを実行ください。

拡張機能ファイルを実行

フォルダ内のファイルのうち、exeファイル（「ScribeAssistStandaloneSummaryExtensions_Lite.exe」または「ScribeAssistStandaloneSummaryExtensions_Full.exe」）をダブルクリックして実行し、拡張機能をインストールします。
※管理者権限でのインストールが必須です。