Floating License Cloud
概要
Cloud上に用意したライセンス管理サーバーにインターネットで接続して、ライセンスを管理します。
- インターネットに接続してライセンス認証を実施し、「同時起動数」と「期間」(有効期限)を管理します。
- ライセンス数の上限を超えなければ、ネットワーク上にあるどのクライアントPCでも同時にScribeAssistを起動・使用することができます。

通信条件
ネットワークプロトコル:IPv4フォーマット のアドレスをサポートする TCP
ネットワークポート :443(https)
本サービスは、タレス DIS ジャパンが提供する「Sentinel®」を使用して提供するものです。
ScribeAssistからCloudへ送信されるデータは以下の通りとなります。
※下記以外のデータ(音声データや認識結果などの音声認識に関わるデータ)が送信されることは一切ございません。
・グローバルIPアドレス(インターネット公開されている外向けのIPアドレス)
・UserName(PCログイン名)
・CustomerId(アドバンスト・メディアが採番したお客様のID)
・FeatureName(アドバンスト・メディアがネーミングした製品の識別子)
・FeatureVersion(アドバンスト・メディアがネーミングした製品識別子のバージョン)
接続先のFQDNは、以下の通りです。
・sin01-smpaas.prod.sentinelcloud.com
・advancedmedia.prod.sentinelcloud.com
IPアドレスは、固定ではないため、非公開となっております。
通信間隔
起動時以外では、通信できているかを15分ごとに確認します。
通信が確認できなかった場合は、1分間隔で通信の再接続を行いますが、確認できない場合はメッセージが1分間隔で表示され続けます。
通信が30分確認できない場合、強制的にライセンス返却されます。
※強制的にライセンス返却された場合は、再起動しないとメッセージが1分間隔で表示され続けます。
※強制的にライセンス返却された場合でも、ScribeAssistが強制終了することはなく、音声認識が停止することはありません。
※アプリが強制的に落ちてしまった場合は、最後の通信から30分後に返却されます。
ライセンス認証フロー
Floating License Cloudのライセンス認証フローとなります。
ご契約担当者とScribeAssist利用者に分けて説明しておりますのでご確認をお願いいたします。
手順
ご契約者担当者
①メールをご確認ください
ご契約後、ライセンスのメールを送信いたします。
メールには、顧客ポータルサイトへのアクセス情報や、
認証時に必要なCustomer ID等がメールに記載されております。
Customer IDをScribeAssist利用者へ共有してください。
【注意点】
※基本的にCustomer ID、EIDは変更されません
データの利用確認
利用データの確認は別途PCにインストールいただくアプリケーション『AmiVoiceScribeAssistツール 利用状況の確認(Floating License Cloud)』をご利用ください
【注意点】
ツールの利用には上記メールでご案内しているEIDが必要となります。
ScribeAssist利用者
③Customer IDでライセンス認証を行う
ご契約担当者から共有されたCustomer IDを使ってライセンス認証を実施します。
※契約更新の場合も、基本的にCustomer IDは変更されません。
ScribeAssist利用者
④ScribeAssistをご利用ください
認証が完了しました。ご契約期間中、ScribeAssistをご利用いただけます。
※ScribeAssistご利用中はインターネット接続が切れないようご注意ください。
フローティングライセンス(ScribeAssist Floating License Cloud)はネットワーク通信を行います。
インターネットに接続していないとライセンス認証ができませんのでご注意ください。
ライセンス認証方法
初回およびライセンス期限が切れた場合のライセンス認証

①ScribeAssistを起動します
※初回起動時にライセンス認証画面が表示されます。
②フローティングライセンス(ScribeAssist Floating License Cloud)を選択し、Customer ID入力し、[認証]ボタンを押してください。
※Customer IDはご契約担当者から共有されます。
正しいCustomer IDであれば認証に成功します。
※このライセンス認証画面は初回起動またはライセンス期限が切れている場合に表示されます。
プロキシをご利用のお客様へ
プロキシ設定をご確認の上、ライセンスの認証を実施してください。
各種メッセージ表示
認証時に同時接続数が超過している場合

ライセンス認証画面にて認証した際に、同時接続数が超過していた場合、メッセージが表示されます。
※ご契約のライセンス数が同時接続可能数になります。
このメッセージが表示された場合は、Customer IDが保存されます。
他でご利用の方がScribeAssistを終了後に再度ScribeAssistを起動してください。
ご契約期間中のライセンス認証

フローティングライセンス(ScribeAssist Floating License Cloud)では、ご契約のライセンス数を超過していないか確認するため、起動時および一定期間にネットワーク通信によるライセンス認証確認を行います。
起動時にご契約のライセンス数を超える同時接続があった場合は、メッセージが表示され、起動することができません。
他でご利用の方がScribeAssistを終了後に再度ScribeAssistを起動してください。
ネットワーク通信が上手くいかない場合

ネットワーク通信が確認できないとメッセージが表示されます。
インターネットに接続されているかをご確認ください。
※プロキシをご利用のお客様はプロキシ設定に問題がないかをご確認ください。
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