Floating License Manager
概要
お客様がご用意いただいたサーバーでライセンスを管理します。
- ライセンス管理サーバーソフトとしてThales社の「Sentinel RMS License Manager」
(以下、 License Manager)を利用します。 - ライセンス管理サーバーでScribeAssistを「同時起動数」と「期間」(有効期限)を管理します。
- ScribeAssistの起動・使用は、ネットワーク上でLiscense Managerに接続されたPCに限られます。
- ライセンス数の上限を超えなければ、ネットワーク上にあるどのクライアントPCでも
同時にScribeAssistを起動・使用することができます。

動作環境
OS:Windows Server 2016、Windows Server 2019、Windows Server 2022
CPU:2.5GHz以上、 1P/2C 以上
メモリ:4.0GB以上
ハードディスク:空き容量3.0GB 以上
仮想環境:VMWare、Microsoft Hyper V、Citrix の上記ゲストOS
本サービスは、タレス DIS ジャパンが提供する「Sentinel®」を使用して提供するものです。
※Lincense Manager は、ノードロックにより特定の一台のサーバーでのみ使用が認められます。
※一台のサーバーに複数のLincense Managerを導入することはできません。
※以下、2 点については、お客様の検証環境にて、事前の動作確認の上、問題がないこと、
問題があったとしても利用に影響しない範囲内か確認し導入をご判断ください。
・他社製品のライセンス管理がインストールされている場合 、License Managerを導入できない可能性があります。
・仮想環境の場合、特性やセキュリティ対策との組み合わせ等により、
お客様の環境によってはパフォーマンスや機能に影響を与える可能性があります 。
通信条件
ネットワークプロトコル:IPv4およびIPv6 フォーマットのアドレスをサポートするUDP
ネットワークポート :5093(規定値、変更可能)
クライアントPCからライセンス管理サーバーへこのネットワークプロトコル、ポートで通信できる経路を確保してください。
ファイアウォール等でアクセスが制限されている場合は、開放してください。
通信間隔
起動時以外では、通信できているかを15分ごとに確認します。
通信が確認できなかった場合は、1分間隔で通信の再接続を行いますが、確認できない場合はメッセージが1分間隔で表示され続けます。
通信が30分確認できない場合、強制的にライセンス返却されます。
※強制的にライセンス返却された場合は、再起動しないとメッセージが1分間隔で表示され続けます。
※強制的にライセンス返却された場合でも、ScribeAssistが強制終了することはなく、音声認識が停止することはありません。
※アプリが強制的に落ちてしまった場合は、最後の通信から30分後に返却されます。
ライセンス認証フロー
Floating License Managerのライセンス認証フローとなります。
ご契約担当者とScribeAssist利用者に分けて説明しておりますのでご確認をお願いいたします。
手順
ご契約者担当者
①ライセンス発行のメールをご確認ください
ご契約後、ライセンスのメールを送信いたします。
メールには、顧客ポータルサイトへのアクセス情報などを記載しております。
事前準備や利用状況の確認等に必要となりますので、大切に保管してください。
【契約更新時の注意点】
※EIDは契約期間ごとに変更されます。
※契約期間の過ぎたEIDで顧客ポータルサイトにログインすることはできません。
ご契約者担当者
②事前準備を行う
上記のメールを基に事前準備を行います。
【契約更新時の注意点】
契約更新ごとに事前準備が必要です。
利用データの確認など
ScribeAssist利用者の利用状況やポート番号の変更についてご確認いただけます。
利用データの確認方法などはこちら
ScribeAssist利用者
④ご契約担当者から共有された情報を基にライセンス認証を行う
ご契約担当者の事前準備が完了すると、ScribeAssist利用者はライセンス認証が可能となります。
ライセンス認証を実施してください。
ライセンス認証方法はこちら
ScribeAssist利用者
⑤ScribeAssistをご利用ください
認証が完了しました。ご契約期間中、ScribeAssistをご利用いただけます。
ライセンス認証方法
フローティングライセンス(ScribeAssist Floating License Manager)は
社内ネットワークに接続していないとライセンス認証ができません。
また、ご契約担当者から認証可能になったことをご確認の上、お試しください。
初回およびライセンス期限が切れた場合のライセンス認証

①ScribeAssistを起動します
※初回起動時にライセンス認証画面が表示されます。
②フローティングライセンス(ScribeAssist Floating License Manager)を選択し、ホスト名(IPアドレス)とポート番号を入力し、[認証]ボタンを押してください。
※ホスト名(IPアドレス)とポート番号は貴社でご確認ください。
正しいホスト名(IPアドレス)とポート番号が入力されていれば認証に成功します。
ライセンス認証画面は初回起動またはライセンス期限が切れている場合に表示されます。
各種メッセージ表示
初回のライセンス認証で同時接続数が超過している場合

ライセンス認証画面にて認証した際に、同時接続数が超過していた場合、メッセージが表示されます。
※ご契約のライセンス数が同時接続可能数になります。
このメッセージが表示された場合は、設定が保存されますので、他でご利用の方がScribeAssistを終了後に再度ScribeAssistを起動してください。
ライセンス同時接続数を超過した場合

フローティングライセンス(ScribeAssist Floating License Manager)では、ご契約のライセンス数を超過していないか確認するため、起動時および一定期間に社内ネットワーク通信によるライセンス認証確認を行います。
起動時にご契約のライセンス数を超える同時接続があった場合は、メッセージが表示され、起動することができません。
他でご利用の方がScribeAssistを終了後に再度ScribeAssistを起動してください。
社内ネットワーク通信が上手くいかない場合

社内ネットワーク通信が確認できないとメッセージが表示されます。
社内ネットワークに接続されているかをご確認ください。
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